ドライヤーを長くお使いいただくために

 ドライヤーの使用可能期間

以前『ヘアアイロンを長くお使いいただくためのコラム』を掲載しました。
今回はドライヤーについてお話をします。

ドライヤーの使用可能な期間は、ヘアアイロンと同様に使用状況によって異なるため、一概には言えません。

ドライヤーは高温で動作する部分があり、ヘアアイロンにはない可動部品であるモーターを使用していること、さらに消費電流が大きいことによる影響などから、ヘアアイロンと比べて使用できる期間は若干短いかもしれません。

モーターでファンを回転させていることもあり、新品のころと比べると何かと違いが出てきて「そろそろ買い替え時かな」と、ヘアアイロンと比べて短く感じられることも多いかもしれません。

使い勝手が悪くなる要因

ドライヤーはヒーターに大きな電流を流して熱を発生させ、ファンでその熱を風に乗せて送風することで、髪の毛を乾かしたり、ヘアスタイルを整えたりする家電製品です。

ドライヤーは、電源コードの断線やスイッチ類の動作不良以外にも、モーターの回転不良による風量の低下や異音といった不具合が発生する可能性があります。

モーターの回転軸に異物が付着すると、これらの不具合が発生したり、ヒーターが故障したりすることがあります。

そのため、空気の吸込み口には異物が内部に入らないようにするため『フィルタ』が設置されています。
定期的にフィルタの掃除をすることで、これらの不具合を軽減することができます。

また、電源コードは引っ張ったり無理やり曲げたりすると、内部の銅線が断線し、通電不良やショートによる発火などの安全上の問題となることがあります。

電源コードの断線対策としては、本体やコンセントプラグのブッシング部分を長くすることでコードへの負荷を軽減し、断線しにくくする工夫がなされています。

長くお使いいただくために

ドライヤーで一番不具合の出やすい部品はモーターですが、定期的な清掃をすることでより長期にわたってご利用いただけます。

部品単体として信頼性の高い『BLDCモーター』を使用したABD-701、HBD-701Fなどの製品もございますので、ご検討いただければ幸いです。

また、電源コードは本体に巻き付けたりするとストレスがかかり断線しやすくなるので、しないようお願いいたします。

今後も弊社製品を末永くご愛顧賜りますようお願いたします。