梅雨時期の悩み、髪のうねり・広がり対策【髪にまつわる豆知識】
- 2023.06.22
- 髪の豆知識

当社在籍の毛髪診断士による【髪にまつわる豆知識】
第12回目は『梅雨時期の悩み、髪のうねり・広がり対策』です。
梅雨入り
5月18日ごろの沖縄・奄美地域をはじめ、九州から東海にかけて5月下旬ごろに、関東甲信以北も6月上旬にかけて梅雨入りし、梅雨のない北海道を除き日本全国で今年も梅雨入りしましたね。
当社がある大阪では、例年より8日ほど早い5月中の梅雨入りとなりました。
雨の日や湿度の高い日の髪のうねりや広がり
梅雨入りしたこともあり、湿度の高い日が続き、髪がうねったり広がったりすることに悩んでいる方もいると思います。
主な要因は、空気中の湿度により髪内部の水素結合が切れたり結合したりすることです。
髪にまつわる豆知識の第5回『梅雨時期はなぜ髪がまとまらない?』で説明していますので、気になる人はチェックしてください。
梅雨時期の髪のうねり・広がり対策
ポイントは余分な水分を髪の内部に入れないこと。
具体的な対策例を下に挙げます。
パーマ、カラーなどをしない
健康な髪では問題なくても、髪が傷むと、うねりや広がりがより出やすくなります。
パーマやカラーなどをすると、どうしても髪にダメージを与えてしまいます。
その結果、キューティクルが開いたり損傷してしまい、髪の内部に水分が入り込みやすくなります。
うねりや広がりが気になるようであれば、梅雨時期だけでもパーマやカラーを避けることも考えてみてください。
トリートメントで髪内部を補修する
ダメージ補修成分を配合しているトリートメントを使用し、髪を補修しましょう。
トリートメントは頭皮につかないように注意し、毛先を中心にしっかりと塗布してください。
その際にはトリートメントコームがあると便利です。
すぐに流さずに、浸透する時間をとりましょう。
コンディショナー(リンス)で髪表面をコーティングする
昔はリンスと言われていましたが、いつの間にかコンディショナーと呼ばれるようになりました。
トリートメントは髪の内部に浸透しますが、コンディショナーは浸透しません。
髪の表面に膜を張るイメージです。
浸透させる時間は必要ないので、すぐに洗い流して問題ありません。
ドライヤーで頭皮から髪を乾かす
自然乾燥は髪ダメージを引き起こします。
必ずドライヤーを使って乾かしてください。
熱ダメージを引き起こしにくい低温で、頭皮からしっかり乾かすことが重要です。
うねりや広がりが気になりやすい部分から乾かすことで、その部分の自然乾燥を防ぐことができます。
温風だけでなく、仕上げに冷風を当てることも忘れずに。
キューティクルを引き締めることができます。
最近は自動で温風と冷風を切り替えてくれるドライヤーも販売されています。
当社のドライヤー(SHD-501F)にも同様の機能(ケアモード)がありますのでよろしければご検討ください。
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いつもより毛束を小さくとってヘアアイロンをあてる
ヘアアイロンを使うときは、一度に施術する毛束の量を少なくすることを意識してください。
一度に多くの毛束をとって施術すると、その毛束の中でも熱が加わっている箇所、加わっていない箇所ができてしまいます。
髪の内部の水分量の差がうねりの原因となってしまいますので、いつもよりも毛束の幅を小さく、薄くとるようにしてください。
また、熱を加えた後、冷ます前に髪をほぐすとセットが取れやすくなります。
髪は、熱を加えた後、冷めていく過程で形がついていきますので、髪を冷ましてからほぐすようにしましょう。
油分の多いスタイリング剤でスタイリングする
油分を多く含むスタイリング剤を使うようにしましょう。
油分でキューティクルをコーティングし、髪の内部に水分が入り込むことを防ぐとともに、内部の水分の蒸発を抑えます。
ヘアオイルやバーム、ワックスなど油分が多いスタイリング剤を使うようにしてください。
崩れが気にならない髪型にする
どんな対策をしても、100%うねりや広がりを抑えるのは難しいものです。
それならばいっそのこと、髪型の崩れが気にならないような髪型にすることも一つだと思います。
自分では気になるうねりや広がりも、上手な美容師さんの手にかかれば魅力的なヘアセットになることもよくあります。
新たな髪型にチャレンジすることも良いのではないでしょうか?
以上、梅雨時期の対策として7点挙げてみました。
取り入れやすいものから難しいものもあると思いますが、うねりや広がりが気になるときは、ぜひ取り入れてみてください。
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