2023年4月時点での『中国への渡航』【髪にまつわる豆知識・番外編】
- 2023.04.20
- 髪の豆知識
当社在籍の毛髪診断士による【髪にまつわる豆知識】
第11回目は、番外編として『2023年4月時点での中国への渡航』です。
先日、久しぶりに中国・深センへ出張しました。
中国へはコロナ禍前の2019年10月以来、およそ3年半ぶりの渡航となりました。
今回は髪にまつわる豆知識の番外編として、『2023年4月時点での中国への渡航』についてお伝えします。
尚、ここに記載している内容は、あくまでも、今回出張した際の、私個人の体験に基づくものです。
ここに記載してある情報が原因で何か不利益を被ったとしても、当方ではいかなる責任も負いませんので予めご了承下さい。
中国への渡航に関する最新の情報は、各関係機関にお問い合わせください。
ご存じの方も多いと思いますが、日本のパスポートは信頼性が高く、コロナ以前は世界で190カ国以上の国や地域にビザなしで渡航できました。
しかし、コロナ禍において、各国はコロナウィルスの国内流入や感染拡大を防ぐために、渡航に厳しい制限をかけました。
日本でも海外からの観光客の渡航を停止するなど、海外への渡航や日本への帰国は難しいものとなりました。
現在では、規制も徐々に解除されていっており、コロナ禍前の状況に戻った国もあります。
しかし、コロナ禍前を考えればまだまだ規制や手続きが煩雑です。
中国への渡航においても、コロナ禍前と比較して規制や手続きが多く、準備に手間と時間、費用がかかりました。
前回「2019年の出張」と比較して、今回の出張で新たに必要となった主なものは以下のとおりです。
【 中国へ渡航時 】
・ビザの取得
・渡航48時間前のPCR検査陰性証明書
・中国税関出入国健康申告
【 日本へ帰国時 】
・渡航72時間以内のPCR検査陰性証明書(4/5から不要に)
・ワクチン接種証明(3回)
・Visit Japan Webへの登録
それぞれについて私の体験をもとに説明します。
中国へ渡航時に必要なもの
1. ビザの取得
ビザの取得が一番大変でした。
私は仕事のための渡航ですので商用のビザ申請をしました。
商用ビザの申請時には、中国の企業からの招聘状を添えて、中国への渡航日程や中国国内での滞在先を記入し、申請しなければなりません。
申請時にはある程度ビザの発行される日程を予測して、航空券やホテルの予約をする必要があります。
しかし、もし渡航日までにビザが発行されなければもちろん渡航できませんので、航空券やホテルをキャンセルすることになりますが、もちろんキャンセル費用がかかりますし、新たに別日で予約したとしても、ビザの申請時に記入した日程と変わるため、再度申請する必要があります。
私も少し余裕を持って航空券やホテルを押さえたつもりだったのですが、3月15日に観光ビザの申請が解禁された影響もあり、ビザの申請窓口は想像以上の大混雑でした。
ビザの申請書類を提出するにも予約が必要で、予約可能な日も、ビザの発行にかかる日数を考えると、渡航ギリギリとなってしまいました。
今後、コロナ前と同様にビザが不要になってくると思いますが、執筆時現在ではまだビザが必要です。
渡航の予定がある方は、少なくとも1ヶ月以上の余裕を持ってビザの申請、航空券やホテルの予約をすることをおすすめします。
2. PCR検査の陰性証明書
今回の出張先は中国深センでした。
直行便ではなく、日本から香港国際空港へ飛び、そのまま空港からフェリーで深センへ渡りました。
「48時間前」の基準が日本を経つ時間で良いのか、それともフェリーの出港時間となるのかがわからなかったため、当日中に証明書が発行可能な病院を探し、渡航前日の朝にPCR検査を受けてきました。
費用も時間も取られますし、万一陽性だったら準備のすべてが無駄になるので、陰性の結果が出るまで不安でした。
尚、後述の「3. 中国税関出入国健康申告」で陰性と入力したものの、直行便ではなかったためか、この陰性証明書を提示することはありませんでした。
3. 中国税関出入国健康申告
Web上、またはアプリから入国時、出国時に登録する必要があります。
基本的に中国語で書かれているものに入力していきます。
Webで検索すると記入方法が書かれたサイトがありますので、それを参考に入力すると問題なく申告できました。
申告した際に、QRコードが画面に表示されます。
このQRコードを入国する際に提示する必要があるので、申告はスマートフォンで行い、QRコードをスクリーンショットし、いつでも表示できるようにしておくことをおすすめします。
日本へ帰国時に必要なもの
A. PCR検査の陰性証明
3回以上のワクチン接種をした人は、日本へ帰国するためのPCR検査陰性証明書が4月5日から不要になりました。
私は3回のワクチン接種を済ませていたので不要となり、深センからフェリーで香港国際空港へ渡り、日本へ帰国できました。
3回のワクチン接種をしていない方は、出国前72時間以内のPCR検査が必要ですので、渡航日程によっては中国国内でPCR検査をする必要があります。
B. 3回以上のワクチン接種
『 新型コロナワクチン接種証明書アプリ 』を活用しました。
深センのフェリーターミナルにある航空会社のチェックインカウンターでアプリの画面を見せ、3回のワクチン接種が済んでいることを確認してもらいました。
C. Visit Japan Webへの登録
『 Visit Japan Web 』に、日本到着予定6時間前までに登録しておけば、帰国時に申告書に記載する必要がありません。
ちなみに私は登録しておいたにも関わらず、申告書にも記載したため、Visit Japan Webを使うことがありませんでした。
今回は特別編として『2023年4月時点での中国への渡航』について私個人の体験からお伝えしました。
少しずつ緩和してきていますが、コロナ前に比べて海外渡航はまだまだ規制が多いです。
早くコロナ前の、自由に海外へ渡航できる様になってほしいと思います。
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