【髪にまつわる豆知識】髪の神社

当社在籍の毛髪診断士による【髪にまつわる豆知識】
第10回目は 『髪の神社』です。
謹賀新年
少し遅くなってしまいましたが、
新年明けましておめでとうございます
本年も当ブログならびに当社をよろしくお願いいたします
初詣の人出
約3年ぶりに行動制限が無かった2023年正月三が日の初詣の人出は、明治神宮や住吉大社な人気初詣スポット5か所では、昨年比で168%~207%と大幅に初詣の来訪者数が増えたそうです。
それでもコロナ前の2020年と比べると、どのスポットでも8割程度の人出で、まだまだ回復の途上ということです。
※参考サイト:X-Locations|2023年正月三が日の初詣の人流を分析
昨年末から続く第8波の影響もあり、初詣を控えた方も多くいる中で、有名な神社やお寺、地元の氏神神社など、今年も多くの方が初詣をされたと思います。
私も1月2日に感染防止対策をしながら開運厄除けで有名なお寺へ参拝し、家内安全と新型コロナ禍の終息を祈願してきました。
初詣のルーツ
初詣は昔から日本に根付いている風習ですが、そのルーツは平安時代の「年籠り(としごもり)」と言われています。
「年籠り(としごもり)」とは大晦日の夜から元日の朝まで、家長が氏神様のいる社寺で夜通しで新年の安全や豊作を祈るというものでした。
時代の流れとともに、「年籠り」が大晦日にお参りする「除夜詣」と元旦にお参りする「元日詣」に分かれ、江戸時代には、「元日詣」は「恵方詣」とも呼ばれ、人々はその年の縁起の良い方角である「恵方」にある神社にお参りするようになりました。
明治以降、鉄道の発達とともに現在のように有名な社寺に参拝することも増えていったようです。
日本で唯一の「髪」の神社
日本には15万5千軒を超える神社とお寺がありますが、その中で唯一の「髪」の神社が京都嵯峨にある「御髪神社(みかみじんじゃ)」です。
1961年に創建された神社で、『髪』すなわち『神』に通ずるものとしてご本尊を祀り、神力あらたかな神社として、多くの人々に崇敬されています。
髪の神社ですので、理容師・美容師の方々をはじめ、国家試験合格祈願をする理美容学校の生徒さん、理美容業界の関係者は多く参拝していますが、薄毛に悩む方や、髪を美しく保ちたい方なども多く参拝されています。
境内には髪を奉納する「髪塚」があり、納められた髪は生涯髪の健康を祈念してくださいます。
髪の神社ということもあり、櫛の形になっている絵馬や、はさみや櫛の形をしたお守りなど、他では見られないものも多い神社です。
ご利益があったという声も多いそうです。
ご興味のある方はぜひ一度参拝してみてください。
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